2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

妄想から現実に近づける 理想のハワイの家

「将来は西海岸に住もうか?」 「やっぱりハワイかな?」 アメリカの東海岸に住んでいる海と夫の空は、自分たちの老後を考える年になっている。 日本に帰るのには、東海岸は遠い。 とくに田舎町に住んでいる今、最低でも2回は乗り継ぎをしないと日本にたど…

年下のオーナーから学ぶ リーダーの資質

海は6代続く大きな農場で働いて5年になる。 5年前に大都会から農業を勉強するために引越しをしてきたのはいいものの、いきなり落とし穴に落ち1ヶ月半で仕事を失ってしまった。 夫の空を説得して2人で農業の勉強をするつもりだったので、まさかの夫婦2…

アメリカの大農場でも農業は難しい!!

「他の農場から買ってきた野菜を売って儲けがでるの?」 海はアメリカの東海岸で6代続く大きな大きな農場で働いている。 5年前までは大都市に住んでいたが、農業の勉強がしたくて夫の空を説得してこの地に引越しをしてきた。 働けば働くほど、農業の難しさ…

慌ただしいThanksgiving Holiday

海が住んでいるのはアメリカの東海岸、農業が盛んな田舎町だ。 大都会に住んでいた5年前までは、車の渋滞は当たり前だった。 夫の空はいつもイライラして運転をしていた。 ここはとてものんびりとしている。 空の運転もとっても穏やかだ。 譲り合いは当たり…

やりたいことを始めたら、別人になった夫の話

やりたいことが出来るのはとても幸せなことだ。 実際にやりたくても出来なかった時期もある。 精神的にも経済的にもどん底を経験しているからこそ、やりたいことが出来る幸せを身に沁みて感じている。 頑張ってやろうと思っても出来ないときは、まだ準備が必…

田舎暮らし 贅沢な日曜日の朝

「あ〜気持ちが良い!!」 日曜日の朝、ヨガのクラスが終わったあとは必ずこんな気分になる。 週に2度ヨガクラスに行っている。 金曜日の夕方のクラスは運動&パワー系のクラス。 1週間の疲れた体に鞭を打ち、思いっきり汗を流すとスッキリする。 日曜日は…

最年少のアメリカ人の友達

友達の定義を考えてみた。 気が合うのはもちろんだが、自分には持ち合わせていない尊敬できる何かがあることが海にとっては大切だ。 30代まではほとんどの友達が年上だった。 一番上だと25歳も離れている友達もいる。 40を過ぎてから年下の友達が少し…

高級ブティックのようなフランスの八百屋さん

東京で飲食店を営んでいた海は1年の内2ヶ月間、店を閉めてヨーロッパに旅に行っていた。 日本の6、7月は梅雨で一番苦手な季節だが、ヨーロッパは最高な季節だ。 天気が良い日が多く、観光客もまだ少ない。 7月の後半から8月に入ると、ヨーロッパの人たち…

早朝の大きな虹

農場の仕事は朝早い。 7時から仕事が始まる。 11月の中旬、朝日が出るのは6:50、ちょうど出勤時間に朝日が昇る。 家から農場までは6マイルちょっと、約10kmの道のりだ。 いつものように、6:40に家を出た。 夕方と間違えるような真っ赤な空だった。 違…

愛とエネルギーを感じる元気な野菜

週に1回、ファーマズマーケットに買い物に行っている。 野菜、卵、キノコ類、そしてリンゴ。 農家の人から直接買うのは、鮮度と美味しさがぜんぜん違う。 海が働いている農場もここのファーマーズマーケットに出店している。 2年前までは、たまに売り子と…

昭和時代の「特別の日」を思い出す

先週、農場で一緒に働いているメキシコ人、メルセデスの誕生日だった。 たぶん34歳になったと思う。 16歳で最初の子供を産み、今では3人の子供のお母さんだ。 彼女の旦那さんも部署は違うが農場で働いている。 夏休みになると、子供たちもアルバイトに…

「飛行機を買う」と言い出した夫

夫の空は、54歳で学生ローンの審査が通り、無事フライトスクールに通う準備が整った。 フライトインストラクターになるという当初の目標を少し下げ、とりあえず計器飛行の免許を取ることにした。 家から通える場所には2つのフライトスクールがあり、どち…

メキシコ人から頂く美味しい卵

アメリカの卵の黄身は薄いと前々から思っていた。 レモン色の黄身。 そして味も薄い。 日本の方が卵は美味しいなとおもっているが、日本の悪徳業者は、鶏のえさに食紅を入れて黄身をオレンジ色にしているところもあるという。 それを栄養価が高い卵とだまさ…

アラフィフ姉妹 親の介護の役割分担

2018年8月の早朝、日本の姉からの電話だった。 農場で働いている海の朝は早い。 夫、空の食事の用意をしてから仕事に行く。 普段なら電話を無視して後で掛け直すのだが、なんとなく嫌な予感がした。 予感は的中した。 「お母さんが事故った。今警察から…

金曜日 仕事の後のヨガクラス

週に2日、ヨガクラスに行くのが今は何よりの楽しみになっている。 金曜日の夕方と日曜日の朝。 金曜日のインストラクターは、サーフィンも教えているアクティブ系。 息が上がるほどテンポが早く、汗をたっぷりとかかせてくれる。 日曜日のインストラクター…

アメリカのど田舎でも週3納豆!!

海が住んでいるのはアメリカ東海岸の農業の盛んな田舎町だ。 日本の食材を手に入れるのは大変だ。 コロナのパンデミックが起こる前は、親の介護のために日本とアメリカを行ったり来たりの生活をしていた。 日本に帰るたびに、運び屋のように醤油、乾物などを…

後悔しない親との関係

「無理をしてでもあの時、一緒に旅行に行って良かった」 母をスペインとフランスに連れて行った。 海は東京のど真ん中で営んでいた飲食店をやめる決意をしていた。 一緒にお店を持っていた元パートナーは、ビジネスパートナーとしては最高の人だったが、プラ…

2枚届いた 奇跡的なグリーンカード

2015年8月、アメリカの大都会からど田舎に引っ越した新たな住所に、グリーンカードが2枚届いた。 申請してから2年経っていた。 もちろんこんなことはあってはならない。 あってはならない事が起こるのがアメリカだ。 ありえない嬉しい事が起こるのも…

放った言葉はすべて自分に戻ってくる不思議

「自分でやったことは全て自分に帰ってくる」 このことは知っていた。 放った言葉もまさか自分のところの戻ってくるなんて・・・ 海はそんな体験を2度もした。 しかも言ったことも忘れてしまうくらい年数が経ったあとで。 初デートで言われた言葉 夫、空と…

早朝のコインランドリー

海のアパートには洗濯機を置ける場所がない。 週に1回コインランドリーに行っている。 アメリカに移住をしてきてから、自宅で洗濯ができたのは友人の家に居候をさせてもらっていた期間だけ。 ずっとコインランドリーにお世話になっている。 都会に住んでい…

同僚のアメリカ人大学生の話

海は6代続くアメリカ人経営の大きな農場で働いている。 今のオーナーはとてもやり手だ。 海が働きだしてから5年の間でどんどんと大きく、忙しくなっている。 5年前には10月後半から仕事がなくなり、一旦辞めなければならなかった。 季節労働者扱いだっ…

ビザが取得できない 学生ビザから労働ビザ

海は35歳で語学留学のためにアメリカに移住した。 勉強なんて大嫌いだったのに、大人になってから学生をやってみたくなったのだ。 語学学校からアメリカの短大を卒業した。 知らないことを学ぶ楽しさを子供の時に知っていたら、人生はきっと違うものになっ…

趣味を活かして英語が上達!!

海はアメリカに移住して12年だ。 遅咲きの35歳からの移住なので、英語はお世辞にも上手いとは言えない。 海外旅行は同じ歳の人よりも多いかもしれない。 海の旅は行き当たりばったりの旅だったので、度胸と交渉力は人並み以上だ。 日常生活の中で流れる…

人体実験大成功!!1日1食のススメ Part 2

「即入院してください。すぐにインシュリンの治療を始めます。」 日本の病院で夫の空が女医から言われた。 血糖値が500以上で、入院+インシュリン治療=糖尿病患者だ。 空は絶対にインシュリンだけは避けたかった。 打ってしまったら、本当の糖尿病患者…

人体実験大成功!!1日1食のススメ Part 1 

空と海は基本、1日1食の食生活だ。 1日1食にしたのは、夫、空の高い血糖値を改善するためだ。 長い間血糖値が高いかも???と思いながら放っておいた。 見てみないふりをしていたという方が正しいかもしれない。 アメリカでの生活が危機的状況に陥った…

アラフィフ夫婦 日本に出稼ぎ Part 2

空と海は長野県のリゾートホテルに2015年11月から翌年の3月末まで4ヶ月間お世話になることが決まった。 アラフィフ夫婦が「リゾバ」だ。 リゾート・アルバイトの略だそうだ。 自分たちの歳を考えると、日本では働けないんじゃないかと思っていた。 …

アメリカ大統領選挙 2020

海がアメリカに移住してきて3度目の大統領選挙だ。 1度目はオバマ大統領。 2度目はトランプ大統領。 今回は・・・ 大統領選挙2日前に書いている。 30歳を過ぎた頃から少しずつ政治に興味を持つようになった。 初めて選挙に行ったのも30を過ぎてから…

お洒落は金になる

最近空と海は気に入っているYouTube動画がある。 沖縄の島でコーヒーとパン作りをメインにしている動画だ。 「もう、いちいちお洒落!!」 海はこの動画を見るたびに口走ってしまう。 海が「いちいち」と付けるのは羨ましさからの僻み、からくる嫌味発言だ。…

アラフィフ夫婦 日本に出稼ぎ Part 1

空と海は2015年の7月にアメリカの大都会からど田舎の街に引越した。 理由はストレスに押しつぶされそうになったからだった。 空はこの時、27年以上この大都会に住んでいた。 まったく都会を離れる気持ちはなかった。 というよりも、自分がこの街から…