仕事
家族経営の農場で働き始めてから約半年。 今の農場がどんどん大好きになっていっている。 オーナーのマットを中心に、家族がみんなで協力しながら営んでいる農場は、たくさんのお客さんに愛されている。 その中に72歳のヴィッキーがいる。 彼女はマットから…
4月に入ってからアメリカ東海岸は、夏のような陽気が多くなってきた。 アメリカに住み出してからいつも思うのは、アメリカの気候は極端であるということ。 一雨ごとに・・・という徐々に季節が変化する日本と違い、一気に暑くなったり寒くなったりする。 暖…
アメリカには、普通の道や庭先にいろいろな野生動物がいる。 りす、あらいぐま、鹿、スカンク、きつね、マスクラットetc.... 鳥のことは詳しくないが、ワシ、タカ、サギなどの大きな鳥から、キツツキ、つばめ、すずめなどの小さなものまで、たくさんの種類が…
去年の夏の終わりから働かせてもらっている、小さな家族経営の有機栽培農場。 海が入るまでは、パートタイムの3人のメキシカンとオーナーのマットで回していた農場。 なかなか思い通りに動いてくれないメキシカンの人たちと一緒に働くのは、結構大変だ。 奥…
今働かせてもらっている農場は、家族でやっているとても小さな農場。 オーナーのマット、奥さんのステファニー、そして近くに住んでいるステファニーのご両親が力を合わせて有機農法の畑と畑の敷地内にあるグロッサリーストアを経営している。 最近は11歳の…
アメリカに住んでいると、日本ではありえないようなことがよく起こる。 「なんでこうなるの???」 理解に苦しむことも多々起きる。 今回は「本当にそんなことが起きるんだ〜」といった、コメディ?マンガ?のような出来事だった。 毎週金曜日は農場の敷地…
半世紀・・・こんな歳になる自分を全く想像していなかった。 子供の頃『ノストラダムスの大予言』を信じていて、27歳の8月までしか生きられないと本気で思っていたおバカちゃんだった。 でもそのおかげで「後悔しない」「やりたいことをやる」という生き方を…
新しい職場で働き始めて3週間が経った。 農業に変わりはないが、630エーカーの農場と12エーカーの農場では、効率が全然違う。 収穫のタイミングを天気を予想しながら決めなくてはいけない農業は、ギャンブル性の高い仕事だ。 間違えると作物がダメになった…
今月で生まれてちょうど半世紀。 この年になってから、転職をするとは思わなかった。 当初の予定では50歳までに小さなビジネスを立ち上げているはずだったが、人生はそんな思い通りにはいかない・・・ 630エーカーの大農場で7年間働かせてもらっていたが、12…
この10月でちょうど半世紀生きてきたことになる。 そしてずっと勘違いをしていたことを発見した。 オンとオフを分ける生き方 海の中でお金をいただく行為はすべてプロフェッショナルでなければ・・・という思いを持っている。 プロ=お金をいただく アマ=お…
7年間働かせてもらった農場を辞めることにした。 今思えば去年からなんとなく、農場の雰囲気というかビジネスの方向性に違和感を感じるようになっていた。 そして経営が空回りしているような気がしている。 去年の秋にオープンした農場直営のグロッサリース…
アメリカでは一般的に5月末のメモリアルデーを過ぎたら夏である。 ビーチの駐車場もメモリアルデーまでは無料だが、それ以降は有料になる。 今年のメモリアルデーは5月30日。 海が働いている農場には、メキシコからの季節労働者がそろってきた。 ほとんどは…
アメリカの東海岸の田舎町の大きな農場で働いている。 3月は夏のような陽気になったり、真冬のような零下の朝が続いたり、雪が降ったりと荒れ模様だった。 4月に入って一雨ごとに暖かくなり、いよいよ慌ただしくなってきた。 海が働いている農場も植え付け…
海が働いている農場はアメリカ人経営の6代続く大きな農場だ。 どこの職場でも一緒かもしれないが、毎日のようにドラマのようなストーリーが展開している。 幸せなことに海は任されている仕事があるので、あまり人と関わらずに一人で作業することが多い。何…
普段あまり意識して使いわけをしていない「仕事」と「労働」だが、最近違いを感じる。 はっきり言うと、一生仕事はしていきたいが、もう労働はしたくない。 これは海自身の感覚の問題で、2つの言葉を実際に辞書で調べてみるとちょっとニュアンスが海の感覚…
便利な世の中になった。 世界中どこにいても、やりたいことが教われる。 初めてZoomを使ってのプライベート・オンラインレッスン。 夫の空はパン作りにハマっている。 アラフィフ夫婦は、これからフードトラックビジネスを始めようかと考え始めた。 メニュー…
日本では師走というように、12月になると一気に気忙しくなる。 アメリカもサンクスギビングからクリスマスにかけて、家族とのパーティーやプレゼント交換のための買い物で、どこもかしこも大賑わいだ。 子供のいないアラフィフ夫婦は、あまりイベントごと…
一家の大黒柱になった海は、仕事をかなり頑張っている。 とは言っても、子供はいないしアラフィフ夫婦の2人暮らし。 特別な出費がなければ、海の稼ぎでも十分にやっていける。 それでも年末はいろいろと出費が多いので、週に65時間は働くと決めている。 今…
今働いている農場での仕事は、ストレスがとても少ないように思う。 特に今は任されている自分の仕事があるので、自分のペースで仕事ができている。 それでもストレスを感じてしまうこともたまにはある。 そのほとんどが、時間に追われている時だ。 臨機応変…
アメリカ東海岸の田舎町の農場で働き出して6年になる。 2年前、たまたま近所に住んでいた日本人Mさんとの出会いがあった。 歩いても2、3分の距離の目と鼻の先に住んでいたのに、3年以上会うことがなかった。 そのMさんが農場で働きたいということで紹介を…
夫の空はなかなか仕事のできる男だと思っている。 とても器用で頭の回転も早く、論理的で効率よく仕事をこなすのが得意である。 そして一番すごいのが集中力だ。 今はフライトディスパッチャーという職に就いている。 これは国家資格が必要な仕事だ。 50歳を…
アメリカ東海岸の大きな農場で働いている。 水耕栽培のハウスから念願の露地栽培の部署に移って半年が経った。 この半年でだいぶ成長した自分がいる。 自然からとても大切なことを教わっているからだ。 とはいっても、農業は自然ではない行為だ。 人間が安定…
珍しく同僚のメキシカン・フェルミンから電話が入っていた。 もう家に着いてシャワーを浴びている時だった。 「どうした?何かあった?」 とメッセージを送ったら、 「スイカいらない?」 「もう家に帰ってきてるよ。残念だけど・・・」 次の日の朝、「海、…
世の中には褒められて伸びるタイプと、叱られて何クソ根性で伸びるタイプがいる。 海は子供のころから完全な褒められて伸びるタイプだ。 褒められたら調子に乗ってどんどん頑張れるし、どこまでも伸びていく。 そんな自分が好きだった。 しかし最近、このこ…
アメリカ東海岸の田舎町の農場で働き出して丸6年。 「農業を勉強したい」と大都会から引っ越してきたのが2015年6月の末。 今やっと農業の勉強ができている。 働いている農場は6代続くアメリカ人オーナーの大農場だ。 去年までの5年間は水耕栽培のハウスの中…
6代続くアメリカ人経営の農場で働いている。 そこにはアメリカ人はもちろん、メキシカンの人たちが働いている。 メインで働いているのは、ヘルナンデス一家。 4人の兄妹とその妻たちが1年を通して各部署で働き、夏の繁忙期になるとお父さんやいとこなどが…
アメリカ東海岸で6代続く大農場で働いている。 6代目オーナーのアンディは、現在3つの会社のオーナーだ。 海が働いているのはそのうちの1つ。 かなりの大地主なので、畑はどこにどれだけ所有しているのかわからないほどだ。 夏の時期のメインの野菜は、…
子供の頃から体を動かすことが大好きで、特に中学、高校で部活をしていた頃は、筋肉痛が日常だった。 なんとなく、筋肉痛=肉体疲労だと感じていた。 48歳で肉体労働をしている今、毎日きちんと体のケアをするようになった。 元気に楽しく働くためには、体が…
アメリカではメモリアルデーが夏の到来の合図のようになっている。 気候もちょうどこの頃から一気に暑くなり本格的な夏がはじまり、高校生や大学生のアルバイトがやってくる。 ビーチの周りでは、時給が高いホテル、レストラン、バー、遊園地などなど、いろ…
今の職場に異動してから4ヶ月ほど経過した。 今までは水耕栽培のハウスの中で仕事をしていたが、今は露地栽培の部署で仕事をしている。 マネージャーのヘザーは海よりもひと回りほど年下だが、学ぶべきところが沢山あるステキな女性だ。 最近は心を許してく…