2020-01-01から1年間の記事一覧

当たり前になるまで続ける!!

海は水耕栽培のハウスの仕事で洗い物をしていた。 去年までは、小さなシンクの周りにはバケツやはさみ、水耕栽培で使うフィルター、いろいろなものが散乱していた。 やりっ放しのパナシちゃんがいっぱいいるので、どんなに片付けてもいつも汚れてしまう。 レ…

苦手意識の克服 2021年に向けて!!

超アナログだった海が携帯電話とPCを持ったのはアメリカに移住してきてからだ。 東京で生活をしていた時は、両方とも持つつもりが全くなかった。 飲食店を経営していたので、朝の仕込みから閉店までの13、14時間はPCを見る時間などなかったし、家に帰ればバ…

水は買うもの? 麦飯石のすすめ

海が子供だった昭和の時代に「水を買う」なんて想像も出来なかった。 普通に水道の水を飲んでいたのに、いつから買うことに抵抗がなくなったのだろう? 23年前、東京で飲食店を始めることになった。 その時に出会ったのが、麦飯石。 飲食店で大切なのは、…

ドキドキする相手

最近、会うとちょっとドキドキする相手がいる。 それは畑で一緒に働いているアメリカ人のヘザー。 ドキドキは大袈裟かもしれないが、会うたびに今まで会った人とは違う感覚を覚える。 彼女は去年の夏から働き出し、今では露地栽培のマネージメントをやってい…

年上の人に可愛がられる理由

海は高校時代から年上の人と一緒に遊ぶことが多く、とても可愛がられてきた。 同年代の友人より、10、20歳上の友人の方が多い。 「海は甘え上手だよね」 同年代の友人に言われたことがある。 甘え上手だから年上の人たちに可愛がられるのか・・・と思っ…

我が家のクリスマス

巷はクリスマスショッピングで賑わっている。 「海の家はクリスマスツリーを飾った?」 畑のマネージャーから聞かれた。 「何もしてないよ。だって日本人だもん」 クリスマスソングを聴いたり、イルミネーションを見るととてもワクワクする。 でもだからとい…

「血糖値を下げるぞ!」大作戦 Part3   1日1食の落とし穴

夫の空は高血糖である。でも私たち夫婦は糖尿病とは呼ばない。 私たちの糖尿病の定義は「薬を飲まないと血糖値をコントロールできない」状態を糖尿病と呼ぶことにしているからだ。 自分の力で正常値まで落として、その数値を一生続けることを目標に今回のプ…

飛べないよ〜

夫の空はまた飛ぶことを始めた。 30代の時にプライベートライセンス(自家用操縦士)の免許を取得し、それからしばらく飛ぶ事から離れていた。 54歳の今、プライベートライセンスの次のステップ、計器飛行の免許取得に再チャレンジ。 空の仕事は週に4日…

28年前に買った冬のジャケット

海はあまり物欲がなく、しかも物持ちが良い。 気に入った服や物はボロボロになるまで、着続け使い続ける。 「いつも同じ格好しているね。洋服もってないの?」 実家に帰るたびに母に言われている。 洋服は着心地の良い生成りのコットンのシャツとジーンズが…

「血糖値を下げるぞ!」大作戦 Part2 運動

重い腰がやっと上がった。 「そろそろ運動を始めないとね〜」 数年前から運動を始めないとという意識はあったが、なかなか行動に移せなかった我が夫婦。 6月から海はヨガを始め、夫の空にちょっとずつプレッシャーをかけていた。 夏の終わりにテニスを始め…

「人とは違う」が当たり前のアメリカ

日本にもアメリカにも良いところもあれば、こういうところはちょっと・・・と思うこともある。 日本にいて窮屈に思うことは、「人と違うこと」が悪いことのように扱われることだ。 人と違うことをしていると、変わり者扱いや常識がない人と思われることが多…

「血糖値を下げるぞ!」大作戦 Part1 食生活の改善

夫の空の血糖値が高い。 それは4年前から分かっていた。 放っておいたつもりはなく、玄米菜食を中心に健康的な食事を提供しているつもりだった・・・ しかしいくら玄米菜食をしていても、炭水化物(玄米+麺類)の量が多すぎた。 そして食べる量もアラフィ…

見習うべき 隣のウィリーおじさん

ウィリーおじさんは海と同じアパートに住んでいる。 低所得者のためのアパートが近所にあるこの辺りはとても住みやすい。海が住んでいるアパートも格安だ。 だからなのか?アパートの住人の入れ替えが激しい。 家賃を払えなくなって追い出される人、仕事が見…

夢を現実にする キーワードを発見!!

近い将来やりたいと思っていることは漠然とある。しかし、どういう風に形にしていったらいいのか?毎日のように考えている。 そんな時、海がやりたいと思っていることを全て形にしている人を発見した。 鎌倉で「ソンべカフェ」を営んでいるオーナーだ。 生ま…

48歳 愛すべき野球バカ

○○バカが大好きである。 東京にいた時に海が経営していた飲食店の常連さんは、ほとんど○○バカと言えるほど1つの事に熱中している人が多かった。 サッカーバカ 野球バカ 音楽バカ 演劇バカ 映画バカ 仕事バカ etc・・・・ とにかく愛すべきバカがたくさん集…

遠くの親類より近くの他人

どこに住んでいても人にお世話になることが多い。 19歳で実家を出てから、なるべく親に迷惑をかけないように生きてきたつもりだが、東京にいた時も、アメリカの大都会に住んでいた時も、たくさんの人にお世話になり今の海がある。 日本人があまり住んでい…

アメリカの田舎 ほっこりとする挨拶

海の住んでいるのはアメリカ東海岸の農業が盛んな田舎町だ。 5年前まで住んでいたのは、ストレスで病気になりそうだった大都会。 今はほぼストレスフリー。 こんなところに住んでいると、いつも笑顔でいられる。 そしてもっと笑顔になれる瞬間がある。 最近…

ヨガクラスでの英会話

週に2回ヨガクラスに通っている海は、特に日曜日の朝のレッスンが気に入っている。 通いだした頃は、5、6人の小さなクラスだったが、最近はスタジオのマックス15人に迫る勢いだ。 日曜日の朝の顔ぶれはいつも決まっていたが、人数が多くなってきて今までの…

やっと持てるようになった 仕事を休む勇気

「今日は頭がちょっと痛いから仕事を休ませてもらいます」 今までの海だったからこれくらいの頭痛で仕事を休むなんてありえなかった。 特に20代、30代は飲食店を経営していたので、どんなことがあっても仕事は休まなかった。 15年ほど前の忙しい師走の時期…

父親似?母親似?アラフィフ姉妹の新たな発見

「お姉ちゃんは本当にお父さんにそっくりだよね」 「海はお母さん似だね」 子供の頃からそう言われ続けてきた。 父を早くに亡くしファザコンの海にとって、なんとなく「お父さんに似ている」という姉のことが羨ましかった。 父は実家の本家を継がなかった長…

アメリカ田舎暮らし ちょうど良い気分転換

「アメリカは広い」 こんなことを思いながら運転をしていた。 ちょっと車で走ると、馬がいる牧場、牛の牧場、どこまでも続く見渡す限りの畑。 海が住んでいるのはアメリカ東海岸の農業が盛んな田舎町。 田舎町の中の田舎。 「こんなにつまらない所には住みた…

アラフィフで発見 体の感覚

夫、空との会話で気がついたことがある。 「南に向かって走って行って、東の方向に曲がるのは左だよ」 海はよく、右と左を言い間違える。 頭では右と思っていても言葉では左と言ってしまったり、その反対もある。 これは日本語、英語、両方で同じだ。 それで…

まさかの高血糖!?人体実験再び その2

「今回は長期戦で絶対に高血糖を治そうね!!」 夫の空が2度目の高血糖に違いないということで、家族会議を開いた。 何か大きなことが起こった時は、必ず家族会議を開いて作戦を練ったり、自分たちの意見をぶつけ合ったりする。 そんな時はたまには意見が合…

まさかの高血糖!?人体実験再び その1

「やっぱり血糖値が高かったか〜」 夫の空が眼医者に行って、落ち込んで帰ってきた。 フライトスクールに通う前に、フィジカルチェックを受けなければならなかった。 パイロットは自家用操縦士でも定期的に健康診断を受けて、パスをしないと操縦できない。 …

数字で遊ぼう 借金生活の始まり

「飛んできたよ〜!!この上を飛んできたんだよ、信じられる?」 久しぶりに飛んできた夫の空は興奮気味だった。 30代でプライベート(自家用操縦士)の免許を取り、54歳になった今、計器飛行の免許を取るためにフライトスクールに通いだした。 「でも1…

妄想から現実に近づける 理想のハワイの家

「将来は西海岸に住もうか?」 「やっぱりハワイかな?」 アメリカの東海岸に住んでいる海と夫の空は、自分たちの老後を考える年になっている。 日本に帰るのには、東海岸は遠い。 とくに田舎町に住んでいる今、最低でも2回は乗り継ぎをしないと日本にたど…

年下のオーナーから学ぶ リーダーの資質

海は6代続く大きな農場で働いて5年になる。 5年前に大都会から農業を勉強するために引越しをしてきたのはいいものの、いきなり落とし穴に落ち1ヶ月半で仕事を失ってしまった。 夫の空を説得して2人で農業の勉強をするつもりだったので、まさかの夫婦2…

アメリカの大農場でも農業は難しい!!

「他の農場から買ってきた野菜を売って儲けがでるの?」 海はアメリカの東海岸で6代続く大きな大きな農場で働いている。 5年前までは大都市に住んでいたが、農業の勉強がしたくて夫の空を説得してこの地に引越しをしてきた。 働けば働くほど、農業の難しさ…

慌ただしいThanksgiving Holiday

海が住んでいるのはアメリカの東海岸、農業が盛んな田舎町だ。 大都会に住んでいた5年前までは、車の渋滞は当たり前だった。 夫の空はいつもイライラして運転をしていた。 ここはとてものんびりとしている。 空の運転もとっても穏やかだ。 譲り合いは当たり…

やりたいことを始めたら、別人になった夫の話

やりたいことが出来るのはとても幸せなことだ。 実際にやりたくても出来なかった時期もある。 精神的にも経済的にもどん底を経験しているからこそ、やりたいことが出来る幸せを身に沁みて感じている。 頑張ってやろうと思っても出来ないときは、まだ準備が必…