家族経営の農場で働き始めてから約半年。 今の農場がどんどん大好きになっていっている。 オーナーのマットを中心に、家族がみんなで協力しながら営んでいる農場は、たくさんのお客さんに愛されている。 その中に72歳のヴィッキーがいる。 彼女はマットから…
4月に入ってからアメリカ東海岸は、夏のような陽気が多くなってきた。 アメリカに住み出してからいつも思うのは、アメリカの気候は極端であるということ。 一雨ごとに・・・という徐々に季節が変化する日本と違い、一気に暑くなったり寒くなったりする。 暖…
アメリカには、普通の道や庭先にいろいろな野生動物がいる。 りす、あらいぐま、鹿、スカンク、きつね、マスクラットetc.... 鳥のことは詳しくないが、ワシ、タカ、サギなどの大きな鳥から、キツツキ、つばめ、すずめなどの小さなものまで、たくさんの種類が…
アメリカ東海岸も春らしくなってきた。 日本からの桜で有名なワシントンDCも満開らしい。 去年から始めた協生農法の畑の桜も綺麗に咲いている。 生命力が漲っている季節、植物も動物もイキイキしている。 「牛が牧草を食べ出したから、これから4週間がミル…
言葉はとてもややこしい。 伝えたいことがそのまま伝わることなどないかもしれない。 同じ言語をつかっている夫・空とも、言葉の取り方の違いでコミュニケーションが難しい時が多々ある。 思考が似たもの同士なら言いたいことが簡単に通じるかもしれないが、…
「お金に振り回されない生活をする」 こんなことを思って、大都会から田舎町に引っ越しをして8年目に突入した。 どんな田舎でも生活していくのにはお金が必要で、都会よりも収入は少なく生活はギリギリで、いつも「どうやったら振り回されずに生活ができるか…
2月23日は母の誕生日だった。 令和の天皇誕生日で祝日になった。 そして身近に2人も同じ誕生日がいた。ふたりとも今働いている農場に・・・ 農場のオーナーマットの奥さんのステファニーと、マットと20年以上の付き合いで、忙しい時に畑を手伝ってくれるメキ…
去年の夏の終わりから働かせてもらっている、小さな家族経営の有機栽培農場。 海が入るまでは、パートタイムの3人のメキシカンとオーナーのマットで回していた農場。 なかなか思い通りに動いてくれないメキシカンの人たちと一緒に働くのは、結構大変だ。 奥…
先日面白い動画の対談を観た。 10年ほど前に「ポジティブの教科書」を出した武田双雲が、今度は「ネガティブの教科書」という本を出すことになり、ネガティブについて研究したらしい。 その結果、脳はどうやらポジティブにはできていないということがわかっ…
人の悩みのほとんどは、人間関係なのだそうだ。 考えてみればそうかもしれない。 プライベートでも仕事でも、人間関係が絡んでいない悩みなどないかも??? 先日、夫・空との関係から、嫁姑問題の解決法がみつかった。 嫁姑問題は、お互いの「立場の主張」…
今働かせてもらっている農場は、家族でやっているとても小さな農場。 オーナーのマット、奥さんのステファニー、そして近くに住んでいるステファニーのご両親が力を合わせて有機農法の畑と畑の敷地内にあるグロッサリーストアを経営している。 最近は11歳の…
アメリカの田舎町に住み出して8年目。 優しさに溢れた人に囲まれている今、心地よい毎日を過ごしている。 類は友を呼ぶ 今働いている農場のオーナー家族が、まさに愛に溢れている人たちだ。 この農場で働き始めてから、本当に人の優しさを感じている。 週に…
こんなタイトルの映画を観た。 英語では「The sugar film」というシンプルなタイトルだった。 なぜこの映画を観たのかというと、どうしても止められない甘いものからの脱出を試みるため。 何度も何度もトライしているのだが、どうしても止められないでいる。…
アメリカの田舎町では、お正月はただ年が変わるというだけで特別な日ではなく、ほぼ普通の日と変わらない。 都会では花火が上がったり、イベントがあったり、町中がお祭り騒ぎになるところもあるが、海が住んでいる田舎町はとっても静かだ。 アメリカの最大…
「夢」は不思議で特別なものだと思うようになったのは最近だ。 毎晩のように夢を見ているような気はするが、起きた瞬間にいつも忘れてしまう。 印象的な夢を見た時、家族や大好きな友達が夢に出てきた時は感情だけは覚えている時もあるが、内容はほぼほぼ忘…
3週間かかってやっと体調が100%戻った。 2日間仕事を休んで寝込み、それからは頭痛との戦い。 最初の1週間は仕事を早く上がって、とにかく1日12時間ほど寝られるだけ寝て、回復を試みたがダメ。 2週目は痛みに耐えられず、1日1錠か2錠の鎮痛剤を飲んで、…
アメリカに住んでいると、日本ではありえないようなことがよく起こる。 「なんでこうなるの???」 理解に苦しむことも多々起きる。 今回は「本当にそんなことが起きるんだ〜」といった、コメディ?マンガ?のような出来事だった。 毎週金曜日は農場の敷地…
体調を崩す前、働いている農場ではインフルエンザが大流行していた。 オーナーのマットの2人の子供たちが一気にインフルエンザにかかり、1週間学校を休んでいた。 一緒に働いているメキシカンのアナイの娘も、インフルエンザにかかったと言って学校を休んで…
3年ぶりに寝込んでしまった。 サンクスギビングホリデーを都会で過ごし、土曜日の夜には田舎町に戻ってきた。 日曜日の朝はいつもと同じようにコインランドリーに洗濯にいき、その日は自分の畑には行かずにのんびりと家で過ごした。 農アスリートとしては、…
アメリカに移住してから14回目の感謝祭、サンクスギビング。 日本人にはあまり馴染みがないので、七面鳥も食べたことがなかったし、いつもよりちょっと豪華な夕食を作ることしかしてこなかった。 今年の感謝祭は、以前住んでいた大都会に旅行に行くことにな…
「疲れ」というのは本来、残ったり溜まったりするものではないということを知ってから、それを実感できるまでほんの少し時間がかかった。 頭は勝手に「まだ疲れが取れていない」と思っていても、体はきちんとリカバリーされている。 この事を実感できている…
海の周りにいる人たちは、心配性である傾向が強い。 母、姉を筆頭に、夫の空も心配性だ。 今働いている農場のオーナー夫妻のマットとステファニーも。 そして今一番親しくしている友人のローラ。 まったく心配事がない海の周りには、磁石のように自然にこの…
いつも読んでいただいてありがとうございます。 このブログを始めて、2年が経ちました。 誰かに読んでもらいたくて書いているというよりも、自分が思ったこと、感じたこと、そして忘れたくないことなどを文字にしています。 「書く」ということが好きで、書…
お金はエネルギー 最近はやっとこんなことに気づけ、思えるようになった。 アメリカの大都会から片田舎に引っ越しをしてきた時に一番思っていたことは「お金に振り回されない生き方をする」ということだった。 そうは言ってもお金がなくては生きては行けず、…
半世紀・・・こんな歳になる自分を全く想像していなかった。 子供の頃『ノストラダムスの大予言』を信じていて、27歳の8月までしか生きられないと本気で思っていたおバカちゃんだった。 でもそのおかげで「後悔しない」「やりたいことをやる」という生き方を…
アメリカのある日の出来事。 その1 びっくりするほど雑な仕事をするおじさん アメリカ人は物を投げるのが得意だ。 新聞配達も空港の荷物でも、持ち上がるものは放り投げる。 海が働いている農場はこの冬、7棟目のグリーンハウスを立てる予定だ。 ほとんどい…
新しい職場で働き始めて3週間が経った。 農業に変わりはないが、630エーカーの農場と12エーカーの農場では、効率が全然違う。 収穫のタイミングを天気を予想しながら決めなくてはいけない農業は、ギャンブル性の高い仕事だ。 間違えると作物がダメになった…
2022年10月9日 日曜日。 日曜日の朝は洗濯の日。 5時オープンのコインランドリーは、いつも5時前に空いている。 いつも4時半頃に行っているが、今日は寒いのでもしかして・・・と思って、4時50分頃に行ったら、開いていた。 「おはよう。今日は寒いね」 4…
今月で生まれてちょうど半世紀。 この年になってから、転職をするとは思わなかった。 当初の予定では50歳までに小さなビジネスを立ち上げているはずだったが、人生はそんな思い通りにはいかない・・・ 630エーカーの大農場で7年間働かせてもらっていたが、12…
アメリカの気候はアメリカ人のようだ。 気候が人を作るのか??? 9月に入っても暑い日が続いていたが、急に温度が下がってきたなと思ったら、朝は10℃を下回る日がある。 アメリカ東海岸は夏が終わるとすぐに冬支度が始まる。 日本は、一雨ごとに秋が近づく…