半世紀・・・こんな歳になる自分を全く想像していなかった。
子供の頃『ノストラダムスの大予言』を信じていて、27歳の8月までしか生きられないと本気で思っていたおバカちゃんだった。
でもそのおかげで「後悔しない」「やりたいことをやる」という生き方を、今でも出来ているような気がする。
そして自分のことを農アスリートと呼んで、今、農業に没頭している。
若いころは年上の友人が多かったので「30を過ぎると・・・40を過ぎると・・・」といろいろな警告を受けてきた。
でもそれらはあまり海には関係がない。
50歳になった今も老眼にはなっていないし、更年期障害を微塵も感じない。
「更年期障害にはならない」と決めたから、何も症状が出ないと思っている。
もしかしたら、出ていても気がついていないだけかもしれないが・・・
1ヶ月前に転職し、大きな農場から小さな農場に移って、農アスリートとして体を鍛え直している。
大きな農場では1日12、13時間働いていたので、それなりに体力も筋力も自信があったが、アスリートとしては甘かった。
今は今までの倍以上の体力と筋力を使っている。
大きな農場ではメキシカン達がやっていた男仕事を、50の海がやっている。
もちろん農場の規模はぜんぜん違うので作業量の違いはあるが、大きな農場は大きい分、人数もたくさんいた。
小さな今の農場は、すべてボスとメキシカンのミゲルと海がやる。
ミゲルは他に2つの仕事を掛け持ちしているので、毎日来るわけでもなく、早く帰ることがほとんどだ。
ボスのマットは働き盛りの40代だ。
「大丈夫?前よりも働く時間は短くなっているのに、疲れ方が半端なくない?」
夫の空が心配している。
家に帰るとほぼ体力は残っていない。
シャワーを浴びて、食事が終わると、もう寝る体勢だ。
食事をしながらも眠くてたまらない時もある。
でも本人は最高に気持ちが良い。
100%体力を使い切って仕事ができるなんて、そして体がそこまで動くなんて、自分の体に毎日感謝をしている。
空が家のことを全部してくれるので、100%仕事ができる。
疲れ取るには、睡眠時間で調整ができることがわかった。
朝、スッキリと目覚める
このためだけに日々の生活を考えている。
炭水化物を摂り過ぎると目覚めが悪い、ヨガを怠ると体がダルい、チーズを食べすぎるとお腹が重い、甘いものを食べすぎると眠気が抜けない。
自分の体を把握できるようになってきたので、絶好調で目覚めるために毎日の生活を気をつけている。
そのおかげで休みの土日も自分の畑で作業が出来る。
7days、農作業をしている。
疲れたからといって家でのんびりすると、すっきりとした月曜日の朝が迎えらず、体を動かしていた方が疲れが残らないことを発見。
朝起きるとエネルギーが100%チャージされている。
そんな50を迎え、農アスリートとして毎日を過ごしていることが嬉しくて仕方がない!!