子供の頃から怪我ばかりしている。 お転婆でおっちょこちょい。 擦り傷、切り傷、捻挫や打撲などの小さな怪我はもちろん、手や足の骨折や靭帯、腱を切る大きな怪我も多々ある。 それらがほとんど右側ばかり・・・ 手術が必要だったり、治るのに何ヶ月もかか…
ここ数年間、新しい日本人との出会いのチャンスなどなかった。 アメリカのこの田舎町のスーパーマーケットでたまにアジア系の人を見るが、ほぼ韓国人っぽい。 ハングル文字の教会があるのと、韓国人経営のグロッサリーストアがあるので、韓国人は多いように…
日本にはいろいろな「間」がある。 居間、茶の間、床の間、手間、間合い、食間、空間、間が開く・・・・・ 数えたらキリがないほど、間を使った言葉がある。 日本人の特徴として良い意味でも悪い意味でも使われる「曖昧さ」はっきりとさせないことが、「間」…
1972年、昭和47年生まれ。 とても良い時期に生まれたと嬉しく思っている。 生まれた時は高度成長期の勢いがあり、10代の時はバブルも経験し、社会人になってインターネットの普及で、世界そして生き方が急激に変わったという変化を目の当たりにしている。 …
この10月でちょうど半世紀生きてきたことになる。 そしてずっと勘違いをしていたことを発見した。 オンとオフを分ける生き方 海の中でお金をいただく行為はすべてプロフェッショナルでなければ・・・という思いを持っている。 プロ=お金をいただく アマ=お…
大都会から田舎町に引っ越しをしてきて早7年。 すっかり忘れていたことがある。 「幸せな時間」 自分で作る幸せな時間は常に感じているが、人から与えてもらう幸せな時間を味わうことを忘れていた。 3年前までは日本に帰っていたので、大好きな友人との会話…
7年間働かせてもらった農場を辞めることにした。 今思えば去年からなんとなく、農場の雰囲気というかビジネスの方向性に違和感を感じるようになっていた。 そして経営が空回りしているような気がしている。 去年の秋にオープンした農場直営のグロッサリース…
アメリカ東海岸の田舎町では、2週間くらい前からガソリンの値段が少しだけ下がってきた。 それでも安かった時の倍近い値段だ。 食品の値段も少しずつ上がっている。 物によっても違うが、アメリカ人には欠かせないバター、ミルク、卵などは日本円の感覚では…
日本語のありがとうは神様に繋がっている言葉だと聞いたことがある。 他の国の言葉では繋がらないらしい。 とても暑い日の午後、同僚のメキシカンの子達の仕事を手伝ってインゲンの収穫をしていた。 日陰もなく風もない炎天下の中、さすがのアミーゴ達もバテ…
あと数ヶ月でこの世に誕生して半世紀だ。 去年か、一昨年か?忘れてしまったが「絶対に更年期障害にはならない」と決めた。 そのおかげで更年期障害と思われる体調不良はないし、老眼にもなっていない。 もともと目がとても良いので若い時から「早く老眼にな…
週末になると朝からお腹がペコペコだ。 いや、ペコペコだと思っていた。なぜなら、平日は鳴らないお腹が、グーグーとうるさいからだ。 「なんで家にいるとお腹が空くんだろう?」 普段は1.5食だが、週末は2食もしくは2.5食の時もある。 0.5食の内容は、リン…
つい先日、結婚記念日だった。 海はすっかり忘れていたが、朝起きたらカードが置いてあった。 夫の空は日本人男性には珍しく、気持ちをきちんと表現をして伝えてくれる。 出会ってから13年だ。 お互いの感想は「まだそれしか一緒に過ごしてないんだ・・・」 …
海外に住んでいると、日本に住んでいる人よりも「日本人」を意識することが多い気がする。 日本の常識=世界の非常識 そんなことも言われている。 日本では当たり前のことが、海外では通じない。 一番多く例に出されるのは、ホスピタリティ(サービス)精神…
「お金に振り回されない生き方をしたい!!」 そう思って大都会から今住んでいる田舎町に引越しをしてきて、6月で丸7年だ。 自分ではほぼお金に振り回されなくなっていると思っていた。 夫婦で応援している団体に寄付をすることになった。 寄付の金額は昔か…
「今日はピザなんてどう?」 自分たちの畑の農作業の途中で、夫の空が聞いてきた。 「良いね〜。実は昨日からピザが食べたいと思っていたんだ」 最近不思議なことに、空と以心伝心の頻度が多くなってきた。 同じ日に同じ動画を観ていたり、ドライブの途中で…
アメリカでは一般的に5月末のメモリアルデーを過ぎたら夏である。 ビーチの駐車場もメモリアルデーまでは無料だが、それ以降は有料になる。 今年のメモリアルデーは5月30日。 海が働いている農場には、メキシコからの季節労働者がそろってきた。 ほとんどは…
夫婦喧嘩は犬も食わぬ 喧嘩をすると余計なエネルギーを使う。 エネルギーが有り余っている若い時は多少喧嘩をしてもダメージは少ないが、歳を重ねてくると、なるべく楽しいことにだけにエネルギーを使いたい。 結婚をした当初、夫の空といつも喧嘩をしていた…
5月に入ってもなかなか暖かい日が続かず、農家泣かせの天候だ。 農場の同僚のローラ曰く、例年でいうと3月のような陽気らしい。 雨や強風が多く、気温も低い。 それでも寒さに強いほうれん草は、元気に育っている。 ほうれん草の収穫は、メキシカンの同僚に…
実家にいた頃のゴールデンウィークの恒例行事は、母と山椒の新芽を採りに行くことだった。 歩いて5分くらいの小さな裏山に山椒の木がたくさんあった。 いつも愛犬のリキと一緒にお弁当を持って、母と海が山椒を摘んでいる間、リキは一日中山の中で駆け回っ…
チョコレートが大好きである。 チョコチップクッキーなどのお菓子も大好きだ。 日常的には食べずに、外に出た時や自分のご褒美としてたまに食べるくらいにしている。 しかし、頂き物の中にチョコチップクッキーがあったら・・・ 疲労は溜まったり、残ったり…
アメリカでクラムチャウダーというと、マンハッタンとニューイングランドの2種類がある。 マンハッタンはトマト味、そしてニューイングランドは日本ではおなじみのクリーミーなスープだ。 海はニューイングランド・クラムチャウダーが大好きだ。 シーフード…
「週末に空と海に手伝ってほしいことがあるんだけど・・・」 農場の同僚ローラから頼まれたことは、中古で買ったグリーハウスの解体だった。 ローラの家から30分のところに住んでいる人から買ったらしい。 「お母さんと弟と私たち5人で作業すれば、何とかな…
嬉しい悲鳴が止まらない!! 夫・空の友人オースティンから毎週たまごをもらえることになった。 オースティンのお父さんが鶏を飼っていて、毎日食べ切れないほど取れるらしい。 毎週2ダズンもらえることになった。 「海、はい、これ」 農場の同僚メルセデス…
子供の頃は都会に憧れて、田舎町から東京へ出た。 東京で田舎では体験できないたくさんのことを学び、そして今の海ができている。 35歳でアメリカの大都会に移住し、精神的な苦しみを味わった。 そしてこの田舎町に引っ越しをして来て7年。 この町にずっと住…
アメリカの東海岸の田舎町の大きな農場で働いている。 3月は夏のような陽気になったり、真冬のような零下の朝が続いたり、雪が降ったりと荒れ模様だった。 4月に入って一雨ごとに暖かくなり、いよいよ慌ただしくなってきた。 海が働いている農場も植え付け…
連絡が途絶えた姉から連絡が来た。 「もう無理なので、お母さんを施設に入れる方向で考えています。お母さんに万が一のことがあっても今の海には連絡しません。もう関わることもないと思うので、海は自分の幸せのために生きてください。返信はいりません」 …
海が働いている農場はアメリカ人経営の6代続く大きな農場だ。 どこの職場でも一緒かもしれないが、毎日のようにドラマのようなストーリーが展開している。 幸せなことに海は任されている仕事があるので、あまり人と関わらずに一人で作業することが多い。何…
最近はYouTubeの動画をラジオ代わりに聴きながら農作業をしている。 あまりコマーシャルの入っていない、長い動画がとても重宝だ。 『バカの壁』で有名な養老孟司の講演会の動画を聞いて、とても勉強になった。 自分自身の健忘録用にブログに残しておこうと…
こんなに自分自身が軽くなるとは思わなかった。 体重の話ではない。 気持ち、心の持ち方だ。 もともと楽天家でお気軽な性格だが、それに磨きがかかってきた。 生きていくのが前よりももっともっと楽になっている。 今の自分と前の自分で大きく変わったところ…
久しぶりにビーチに散歩に行くことにした。 雨予報だったのが朝から気持ちよく晴れ、気温もどんどん上昇している。 夫、空の目の調子が少し悪くなっているようなので、海(Sea)のパワーをもらいに行くことにした。 気温は20度を超えている。考えることは皆…