「お金に振り回されない生き方をしたい!!」
そう思って大都会から今住んでいる田舎町に引越しをしてきて、6月で丸7年だ。
自分ではほぼお金に振り回されなくなっていると思っていた。
夫婦で応援している団体に寄付をすることになった。
寄付の金額は昔からだいたい決めている。
振り込みをしてまで寄付をしたいと思った時に、1人5000円。2人なら10,000円。
街頭での募金活動の場合は別だ。
なぜこの金額にしたかは覚えていないが、日本に住んでいる時から国内、海外、どういう団体であろうとも同じ金額にしていた。
今回は1口10,000円と金額が決まっている。夫婦でするので1口がちょうど良い金額だ。
しかし金額が決まっているとなんだか「最低金額しか寄付しないケチなやつ」と思われるのではないか?と無意識に思っていたようだ。
「メッセージを書く欄があるけど何か書く?」(夫・空)
「少ないですが、次からはもっと寄付ができるように頑張ります!!って書いておいて」(海)
「それは書かなくても良いんじゃない?」(空)
空に言われてから「なんでそんな言い訳じみたことを書こうと思ったんだろう?」と考えてみた。
そしてまだお金に振り回されている自分に気がついた。
寄付は金額の問題ではなく、気持ちの問題だ。
応援したいという気持ちを届けるツール。
お金がなくても応援したい人は寄付ではなく、自分の時間や体を使って応援すれば良いのだ。
金額が多い少ないは、応援の気持ちと比例するわけではない。
たくさん持っていて余裕があるのに1口だけというのと、ギリギリ生活の中から生み出す1口は、金額は一緒でも重みが全然違う。
お金に振り回されていなければ、自信を持って1口を振り込めば良いのだ。
お金がなくても幸せ
こういう生活を送っているのに、お金がなくて引目を感じる心が自分の中にあるなんて思っていなかった。
お金がないことに不自由は感じてはいないけど、自分の中の「引目」をなくすためにも、これ以上振り回させないためにも、思い切って「お金大好き!!」と大声で言えるようになることが大切かもしれない。
お金だって好かれていないところになんか行きたくないはずだ。
大好きになったら、寄ってきてくれるかもしれない。
そうしたら、お金が喜ぶような使い方をしてあげれば良いのだ。
金は天下の回り物
お金は暗い場所にずっと押し込まれていることに喜びは感じない。
羽ばたいていた方が幸せなのだ。
しかも自分のためにではなく、誰かのために使われるととっても喜ぶらしい。
「お金ちゃん大好き!!私は幸せいっぱいだから、大切な人たちにあなたを届けて幸せになってもらいたい。だからいつでも私のところに来て頂戴ね」
これから毎日お金にこのことを伝えよう!!