「あ〜気持ちが良い!!」
日曜日の朝、ヨガのクラスが終わったあとは必ずこんな気分になる。
週に2度ヨガクラスに行っている。
金曜日の夕方のクラスは運動&パワー系のクラス。
1週間の疲れた体に鞭を打ち、思いっきり汗を流すとスッキリする。
日曜日は身体中の筋肉を伸ばして、リラックスする癒し系のクラスだ。
人気が出てきた日曜ヨガクラス
ヨガスタジオに通いだしたのは6月からだ。
日曜日のクラスのインストラクターは農場の同僚のヘザー。
感情の起伏の少ない、とても落ち着いている35歳。
お試しで彼女のクラスを受けて、通うことに決めた。
インストラクターの性格でクラスのタイプも様々なので面白い。
ヘザーのクラスは一番のお気に入りだ。
クラスの最後にリラックスタイムがあるのだが、彼女のウィスパーボイスがとても気持ちよく、たまに寝落ちしてしまうこともある。
9月までは3、4人しか生徒がいなかった。
ヘザーは「私は少人数に教える方が好き」と言っていた。
10月後半から徐々に増えてきた。
スタジオのキャパシティーのマックスは15人、最近は13人、14人とマックスに近づいてきている。
お気に入りの場所を確保するために、ちょっとだけ早く行かないと場所がなくなってしまう。
本当は3、4人のクラスの方が良かったが、ヘザーの人気が出たような気がしてとても嬉しい。
日曜日の過ごし方
日曜日でも5時には目が覚める。
ヨガを始めてから、朝の目覚めがとても良い。
「だるい」「体が重たい」ということがない。
すっきりと目がさめるので、起きてゆっくりと瞑想をする。
平日は「今日の食事は何を作ろう?」「今日の仕事は?」と雑念が入ってしまって、なかなか瞑想することに集中ができない。
日曜日は時間もたっぷりあるので、気持ちよく瞑想をしてスタート出来る。
ヨガのクラスは9時からなので、行く前に食事の準備をしていく。
夫の空は日曜日も仕事なので、11時半にはランチを食べられるように用意をしておく。
1日1食生活をしているので、ランチにゆっくりとしっかりと食事をする。
食事を済ませ後片付けをしたら、のんびりタイムだ。
土曜日のうちにやらなくてはいけないことを全てやっておくので、日曜日の午後は好きなことをしてのんびりと過ごす。
本を読んだり、動画を観たり、ブログを書いたり、今日はチーズケーキを焼いた。
こんな日曜日を過ごせるのが、何よりも幸せだ。
平凡な田舎暮らし
農業が盛んな田舎町に住んでいると変化や刺激は少ない。
都会に住んでいた5年前までとは、時間の流れがだいぶ違う。
新型コロナのパンデミックで、日本の人や都会の人たちはかなりストレスを感じていると見受けられる。
”今まで出来ていたことが出来なくなった” ”ずっと家にいることが辛い”
田舎に暮らしている今、あまり生活は変わらない。
ほとんど友達はいないので、友達に会えないという不満もない。
外食はほぼしていなかったので、今までと変わらない。
都会にいた時よりも広いアパートに住んでいるので、家にいることに不満はない。
ここに住みだして5年間、ほぼ仕事と家の往復だけの生活をしている。
こんな田舎暮らしなので、ロックダウンになっても不自由は感じなかった。
唯一の不満は日本に自由に帰れなくなったことくらいだ。
そんな時期にヨガを始めて、家、農場、ヨガスタジオと時間を過ごす場所が増えた。
ヨガがこんなに自分の生活の中の潤いになるとは思わなかった。
日曜日の朝の瞑想から始まるゆったりとした時間は、贅沢な過ごし方だ。
また月曜日から農場で働くための心と体のメンテナンスとポテンシャルを高めるための大切な時間になっている。