かれこれ6年くらい1日1食の食生活だと言っていたが、実は1日1.5食である。
きちんとした食事は1回だけだが、仕事の時はランチを持っていっている。
毎日同じメニューだ。
りんご、ブルーベリーそして手作りのオートミールクッキー。
オートミールクッキにはかぼちゃの種、蕎麦の実、ゴマが入っている。
週に6日、毎日同じものを食べている。
これが自分の体のバロメーターになっていると、つい最近気がついた。
前回のブログで、食事がどれだけ心身の健康に影響があるかを書いた。
これは毎日同じものを食べているから気がついたことである。
特に眠気や気持ちが仕事に入らないということは、普通なら食事の影響なんて思わないかもしれない。
しかし毎日同じものを食べているからこそ、心の変化にも気がついたような気がする。
野球選手だったイチローが現役時代、毎朝必ず奥さんの手作りのカレーを食べていたのは有名な話である。
遠征の時も、かならず持って行ったそうだ。
奥さんもかなり神経を使って、かならず同じ味になるように作っていたらしい。
「朝から刺激物を食べて大丈夫なのだろうか?」と思っていた。
だが、カレーは自分の体をチェックするのにはとても適しているように思う。
今ならなぜイチローが、毎朝同じものを食べていたのかが分かる。
辛く感じる日、甘く感じる日、消化の具合、食後の内臓の感覚、体調によって毎日違うだろう。
朝のカレーで、その日の体のコンディションを測っていたのだと思う。
特に今の日本人は同じものを食べるのがいけないことのように、毎日違うものを食べているような気がする。
だから体の小さな変化に気がつかないのかもしれない。
排便の変化も体調管理にとても大切だ。
海の場合は、体調が崩れてくるとすぐにわかる。
便の出具合で自分の体の状態がだいたいわかる。
体調が崩れかけてきたら、睡眠を調節して体調を整える。
周りの人たちがコロナにかかっても風邪を引いても移らないのは、体調管理ができているからだと思っている。
1日に1食だけでも同じものを食べ続ける。
これは健康管理におすすめの方法である。