食事をするのはランチのみ、１日１食の食生活をしている。
前の夜にメニューを決め軽く準備をして、仕事に行く前の朝に食事を作っていく。
夫の空の血糖値を下げる為に、前菜として野菜の小皿を２品、お味噌汁、そしてメイン。
前菜はキャベツ、ブロッコリー、ケールを使ってだいたい同じメニューだ。
今日のメインは豆腐とさつま揚げの卵とじ。
玉ねぎとしいたけを炒めて、薄いお出汁で豆腐とさつま揚げを軽く煮て卵でとじるだけの簡単メイン。
玉ねぎを切ろうと包丁を入れたら、「さくっ」
包丁の切れ味が最高だ！！
最近包丁の切れ味が悪くなっていたので、前の日の夜に包丁を研いだのだ。
「包丁が切れるとこんなに気分が良いんだ」
東京で飲食店を経営していた時は、毎日包丁を研いでいた。
10年間で砥石を何回変えただろう？
白髪ねぎを毎日作っていたので、切れない包丁では仕事にならない。
１度だけ仕込みの時間が間に合わなくて包丁を研がなかった。
そんな日に限って忙しく、牛タンの味噌漬けをスライスしようとして、指を切って４針縫った。
やっぱり包丁は切れると気持ちが良いし、同じ料理を作るのでも気分が全然違う。
軽やかな気分で料理をする感覚を思い出した。
とっても気持ちよくスタートが切れた朝だった。
