ヘモグロビンA1c測定器が届いた!!

「病院には行かないで自力で治す」

と言い切った高血糖の夫、空は間食を全くせず、大好きだった炭水化物も抜いて、週に3回のジム通いを続け、血糖値を下げている。

食事制限と運動の結果、1ヶ月で血糖値は正常値まで下がり、あとはヘモグロビンA1cを正常値まで下げるだけである。

血糖値は家で測れるが、ヘモグロビンA1cは病院に行かないと測れないと思っていた。

「あった〜!!」

家で測れる機械がAmazonで売っていた。

すごい時代だ。

ヘモグロビンA1cとは?

ヘモグロビンは赤血球内のタンパク質の一種で、全身の細胞に酸素を送る働きをしているそうな。

血液中のヘモグロビンとブドウ糖がくっつくと、糖化ヘモグロビンになる。

いったん糖化したヘモグロビンは赤血球の寿命(120日)になるまで元には戻らない。

ヘモグロビンA1cとは、血液中に糖化ヘモグロビンが何%あるかということだ。

平常値は5.2%以下

日本では6.1%以上だと糖尿病だと言われている。

世界標準では6.5%以上らしい。

夫の数値は?

5年前に測った時は、12%以上あった。

その時はヘモグロビンA1cなんて聞いたこともなかったので、まったく気にしていなかったがすごい数値だ。

2020年12月1日から生活習慣を変え、1ヶ月経った1月4日の数値は6.9%。

数値的には完全な糖尿病だが、5年前の時と比べると約半分の数値。

全身に新しい赤血球が行き渡るまで4ヶ月かかるらしいので、4ヶ月後に正常値になっていればいいのだ。

今は高くても仕方がない。

飴と鞭

空があんなに好きだったポテチを食べず、どんぶりで食べていた玄米も食べず、好きじゃなかったジムにも通っているのは「飛ぶ」ため。

去年の暮れからフライトスクールに通いだして、20年ぶりにまた「飛ぶ」ことを始めた。

「飛ぶ」ためなら、どんなことでも我慢が出来るらしい。

あるお医者さんが「50を過ぎてから一番お金がかかるのは医療費だ」と言っていた。

特にアメリカの医療費は日本と比べると異常である。

フライトスクールに通うのも安くはないが、病院に通うことを考えたら全然良い。

好きなこと、楽しいことにお金を使って健康になれるのなら、これに越したことはない。

病気を治すのに、飴がこんなに効果的だとは思わなかった(笑)