手づくり 金時豆カイロ

夫の空は血糖値が高い。

それを教えてくれたのは彼の目だ。

計器飛行の免許を取るために健康診断をしたところ、視力がかなり落ちているのがわかった。

とりあえずは問題はないが、白内障、もしかしたら糖尿病網膜症もあるかもしれないということがわかった。

メガネを作り変えたいらしいが、とにかく血糖値をコントロールするまでは視力も安定しないので何も出来ない。

レーザー治療をするのにも、とにかく血糖値を下げ、安定させなければならない。

去年の12月から食生活を変え、血糖値は良い感じで下がってきている。

そして今、血糖値コントロールのほか自分で出来ることは、目をいたわってあげること。

仕事上1日10時間、4台のコンピュータの画面を見ている。

休みの日も、携帯電話やコンピューターの作業で目を酷使してしまっている。

「目に蒸しタオルを置いて瞑想をしようとしたら、そのまま寝ちゃったよ。でも目が喜んでいる気がする」

蒸しタオルだとすぐに冷えてしまう。

何か良い方法はないかと考えていたら、「小豆カイロ」というのを思い出した。

何かの記事で読んだことがある。

早速グーグル先生に聞いてみると、じんわりと温まってとても気持ちがいいらしい。

「きっと目にも優しいし、空も喜ぶだろうな〜」

 

手先が不器用なのでほとんど針仕事はしたことがない。

でもきっと海の愛が空の目に届くと信じて、手作りカイロを作ることにした。

小豆が家にないので、頂き物の金時豆

電子レンジで温めるので、綿か麻の天然の布じゃないとダメらしい。

綿の布でちょっと大きめのカイロを2つ作った。

ひと針ひと針思いを込めて・・・

というのは大げさだが、なんとか上手に出来上がった。

 

「どうか空の目の血液の循環が良くなって、細胞が活発になり、改善しますように!!」

なんでも手作りに挑戦している今の生活に、とても幸せを感じている。