日記の楽しみ方 「高橋書店」

子供の頃から数年前まで、日記などつけたことがなかった。

いや、1〜2回はあったかもしれないが、1年間続いたことは1度もない。

2015年に大都会から今の超田舎町に引越しをしてきて1ヶ月半後、夫婦共に無職になった。

2015年の秋に季節労働者として日本に一時帰国をして、スキーリゾートで夫婦揃って働かせてもらった。

そんな時、2016年〜2020年の5年日記帳を購入した。

1年も続いたことがないのに、5年なんて・・・と思ったが、2020はオリンピックの年。

なんだかやってみようという気になった。

買ったのは高橋書店の日記帳。

「手帳や日記は高橋でしょう」

手帳や日記など買ったことはないので、姉に勧められても何のことだかわからなかった。

「高橋???」

2016年1月、アルバイト先のスキリーゾートの寮で日記を書き始めた。

1日分の書くスペースはたったの5行。しかもとても短い5行だ。

ちょっとした感想や残しておきたいトピックスしか書けない。

それが5年間続いた理由だと思う。

この5年間、アラフィフ夫婦の空と海はいろいろなことがあった。

空は畑で働きながらエアラインにパートタイムで就職、フルタイムに昇格、フライトディスパッチャーにチャレンジ(筆記の国家資格取得)、ディスパッチャーの部署に異動、ディスパッチャーの専門学校で実技の免許取得、そして今に至る。

海は畑の仕事をしながら、日本食レストランのキッチンで働く、鹿と交通事故に遭い辞める、フードトラックを始めようと会社を立ち上げる、日本で母が大事故を起こす、日本とアメリカを行き来する生活に・・・出たり入ったりしながら、ずっと同じ畑で働かせてもらっている。

これらは大きな出来事で、ちいさな出来事は数え切れないほどたくさんある。

この5年日記は、1日が5年分縦に記入できるようになっているので、例えば2016年1月1日と2020年1月1日を比べられる。

「2年前の今日はこんなことをしてたんだ〜」

「5年前の今日はこんなことを思っていたんだ〜」

自分のことだが、なかなか面白い。

特にこの5年間は、生活も自分たちの考えや行動もとても変わったので、苦しかった時のことやしょっちゅう夫婦喧嘩していた時のことなどがとても懐かしい。

 

2020年12月31日で日記が終わってしまったので、アマゾンで高橋の日記を検索したが、アメリカからの購入は出来ないようだ。

アマゾンUSAで3年の日記帳を見つけた。

使い勝手は高橋のものと比べてみたら雲泥の差だがしょうがない。

 

日記を書く時間を毎日決めている。

朝、瞑想が終わってから前の日のことを書く。

「夜日記を書くのはあまり良くない」という記事を読んだような気がする。

なんで良くないのかは忘れてしまったが、反省(ネガティブ)になってしまうからかな?

朝、前の日のことを思い出して書くのは結構気に入っている。

2023年までの3年間、どんなことが起こって、どんな日記が出来上がるか楽しみだ!!

書籍・手帳・日記・家計簿・カレンダー|高橋書店