ヨガスタジオに行かなくなって、もうそろそろ1ヶ月になる。
日本でいうクラスター状態になり、3人のインストラクターと4人の生徒さんがコロナ感染者となった。
もうすでにコロナに感染した2人のインストラクターは2週間ほどで復活し、今まで通りクラスを開いているが、1人はかなり重症なようで今だに彼女のクラスはキャンセルになっている。
海と一緒の農場で働いているヘザーもこのヨガスタジオのインストラクターだが、彼女もしばらくはインストラクターを休むと言っている。
彼女のクラスは大人気で、クラスはいっぱいだ。
ソーシャルディスタンスを取っているとはいえ、締め切りの狭いスタジオでは感染リスクは高い。
「しばらくスタジオで教えるのはやめようと思っているんだ。もっと広くてゆったりした場所で教えたいなと思って。決まったら海にも教えるね」
ヘザーは農場の露地栽培のマネージャーだ。
彼女のアイディアで次々と新しい試みを始め、大忙しだ。
「やっとフルタイムの仕事が見つかって、やりたかったことをやらせてもらえて、この仕事をとても大切に思っている。だから、万が一感染して迷惑をかけたくないの」
この新型コロナウィルスの怖いところは、人によって症状が違うことだ。
軽く済む人もいれば、かなり長い間後遺症に苦しんでいる人もいる。
やはり絶対にかかりたくはない。
しばらくはスタジをには行かずに、家ヨガで我慢することにした。
スタジオでやるのと家で一人でやるのでは、全然違う。
家ではストレッチがメインのゆったりしたヨガをしている。
最近はベッドタイムヨガと言って、寝る前の軽いヨガをしてから寝るようにしている。
かなりリラックスするので、ヨガの途中で寝に落ちることもある。
まったりヨガも結構気に入っている。