クリスマスイブは石狩鍋で体を温め、クリスマス当日は映画を観て心をほかほかに温めた。
アメリカではクリスマスが近づいてくると、クリスマス映画を観る機会が多くなる。
TVでは1日中クリスマス映画が流れるチャンネルもあるようだ。(ケーブルに入っていないので、TVは見ないので聞いた話)
スーパーマーケットでもクリスマス映画が山のように売られている。
アラフィフ夫婦のクリスマス当日は、ちょっと体調不良。
予定してた赤ワインとそれに合わせた料理を作るのをやめて、野菜をたっぷり入れたおじやで体をリセットすることにした。
巷では風邪かコロナか分からないが、多くの人が体調を崩している。
海が働いている農場でも、順番に誰かが休んでいる状態だ。
軽く風邪の菌が体に入っていたのか?休みに入って気が抜けすぎたせいか?ちょっと調子が悪い。
熱が出たり、鼻水が出たりという症状は全くないが、体が重くて寝ても寝ても寝られる。
そして胃腸の調子があまり良くない。
こういう時こそ、消化に良いものを食べて、内臓から休めてあげるのが一番だ。
「なんだか久しぶりに映画が観たい気分。ELF(エルフ)を観ない?」
夫の空から提案があった。
映画を観たら寝ちゃいそうな気がしたが、1度だけ観たことがあるこの映画をまた観る気になった。
空はとってもELFな気分なようだ。
「あ〜、Walmartで$5で売っていたのを買ってくれば良かった」
25日はさすがの大手のスーパーもお休みだ。
しょうがなくアマゾンでレンタルをした。
便利な世の中になったものだ。どこにも出かけずに、$3.99で2日間映画を借りられるのだ。
最初にELFを観た時はまだ英語がほとんど聞き取れていなかったのだろう。内容をまったく理解していなかった。
今回は最後の方のシーンで思わず泣いてしまった。
「最後泣いちゃったよ」
「俺も」
感情豊かなアラフィフ夫婦はクリスマスのコメディー映画でジーンとさせられた。
心がとても暖かくなる良い映画だった。
ELFから教わったこと。
笑顔は人を変えられる。
笑顔は人生を変えられる。
笑顔は世界を変えられる。
今までは空はだいたい仕事だったので、クリスマスを一緒に過ごしたことはない。
今年はとても暖かく幸せな気分を味わえたクリスマスだった。