いよいよ夏の野菜シーズンのスタートだ。
日本ではあまりお馴染みではないが、いろいろな種類のスクウォッシュの収穫が始まった。
スクウォッシュの中でズッキーニは今では日本でもポピュラーな野菜になっているが、海が子供のころはズッキーニなんて知らなかった。
ズッキーニを知ったのは大人になってからだと思う。
先日収穫したばかりのズッキーニをもらってきた。
冷蔵庫にも入れず次の日にすぐにフライパンでソテーした。
「これがズッキーニの本当の味?こんなに甘いの?野菜っていうか果物に近いよ!!」
これは夫、空の感想だ。
海自身もこんなに美味しいズッキーニを今まで食べたことはない。
今まではもらってきてもすぐに冷蔵庫に入れてしまい、数日経ってから調理していた。
野菜は冷蔵庫に入れてしまうと、栄養も旨味も薄れてしまう。
子供のころから大好きなトマト。
いつも母に冷蔵庫に入れないように頼んでいた。
農家さんから直接買ってきたトマトは本当に美味しい。
冷蔵庫に入れないので、毎日4、5つおやつ代わりに食べて1週間経たないうちに1箱ペロっと食べていた。
これから海が働いている農場もトマトのシーズンが始まる。
びっくりするほど甘くて美味しい。
今はランチにリンゴを食べているが、これからはプチトマトになるだろう。
トマト、ペッパー類のシーズンの前に、ブロッコリーとカリフラワーの収穫が始まる。
ブロッコリーの畑をチェックしに行ったマネージャーのヘザーが1株だけ取ってきてそれを海にくれた。
今シーズン第一号のブロッコリーだ。
カリフラワーは白いものの他、紫やオレンジ、緑色がある。
そしてロマネスコ。
ロマネスコちょうどブロッコリーとカリフラワーの間の味と食感だ。
畑で働いていて旬の野菜を食べられる幸せ。
自分で小さな野菜畑を作って料理をするのが最終ゴール。
そのために今まで馴染みのなかった野菜の美味しさを勉強している。
ビーツ、コールラビ、ケール、カラード、西洋カブ・・・
日本では見たことも調理したこもともない野菜たち。
新鮮で美味しい野菜はシンプルな軽い塩味が一番だ。
野菜に囲まれていると本当に幸せを感じる。
新鮮な野菜がない生活はもう考えられない。