めずらしく1週間以上、なんだかやる気が出なかった。
元々体育会系の海は、やる気が出ない時も無理やり動いてモチベーションを上げていた。
「モチベーションを上げる」というと聞こえはいいが、単に無理をしていただけである。
若い時はこの「無理」に心も体も応えてくれる。
しらないうちに元に戻って、やる気アップが簡単だった。
今は体は動くのだが、気持ちがどうしても言うことを聞いてくれなくなってきた。
やる気がない時に気力でカバーをしようとしても疲れが倍になるだけだ。
「無理をするのはや〜めた!!」
自分に優しくしてあげることにした。
ご飯を作りたくない
長時間働きたくない
休みの日は何もしたくない
ヨガもやりたくない
毎日やりたくないことが違うので、その日にやりたくないことはやらないようにした。
1年以上毎日やっていたヨガも2、3日やらなかった。
ご飯を作りたくない日は、外食をした。
仕事をしたくない日は、午前中で上がった。
休みの日はゴロゴロただ動画(昭和のドラマ)を観て過ごした。
気持ちに添って、自分の心に素直になった。
「更年期かもしれないから、優しくしてあげよう」
ホルモンのバランスは自分でコントロールできるものじゃないので、とにかく「無理をせず」を心掛けた。
10日ほど過ぎたら、変化が起きた。
草むしりをしていたら、突然やる気が戻ってきた感覚を感じた。
でもまだ無理をせず、自分の体を労ってあげた。
すると今度は調子が悪かった排便に変化が起こった。
絶好調の時のブツに近づいてきた。
そうなると気分も晴れやかになる。
今日は久しぶりに朝から雨模様。
絶好のハウスの中の草むしりチャンス。
ほぼ1日中、約10時間草むしりをしていた。
それも楽しみながら・・・
やっと心も体も絶好調に戻りつつある。
体育会系は、ついつい若い時の自分と比べてしまう。
そして「まだ大丈夫」と無理をしがちだ。
それよりも無理をせずに「リラックス」を心掛けたほうが、復活が早いような気がする。
無理をしていたら、きっと今も体調がすぐれないままだっただろう。
歳を重ねたら、頭の切替こそが大切なのかもしれない。