見えない力の存在

今朝、1年半も居候させてもらった友人夫婦の夢で目が覚めた。

2008年に日本を飛び出してアメリカにやってきた。

一番最初にアメリカに来た1994年に出会ったこの友人とは姉妹のような付き合い方をしていて、彼女の優しさに甘え、彼女の家でお世話になりながら学生生活をスタートさせた。

「近しき仲にも礼儀あり」

あまりにも甘ちゃんだった海はこの言葉を忘れてしまっていて、後味の悪いお別れをしてしまった。

この友人とは心の底から繋がっている。(勝手に思っている)

一時的には関係はよくなかったが、今ではまた連絡を取り合って良い関係に戻っている。

彼女は二児の母なのでとても忙しい。

だから連絡を取るのは年に1、2回だ。

「今朝、二人の夢を見たよ。食事の用意をしているんだけど、準備も味付けも後片付けも何もかも上手くいかない夢。でも夢の中でも二人に会えて嬉しかったよ!!」

とメッセージを送った。

「ハハハ、それは光栄です。昨日、海のことをちょうど考えていたところ。通じたのかな?」

日曜日の早朝にも関わらず、1時間半ほどで返信がきた。

彼女のアメリカ人の旦那様はお金持ち、フロリダに別荘をもっていて、12月からフロリダのお家で生活をしていたらしい。

子供達の学校もオンラインなので、どこにいても良かったのだが、これから学校が再開されるので帰らなくてはならなくなったとのこと。

フロリダから車で帰る途中にちょうど真ん中あたりの州で泊まって休んで、今日あたり今海が住んでいるところを通る予定らしい。

そんなことを昨日思って、海のことを考えてくれていたのだ。

彼女はもともと霊感がとても強くて、見てはいけないものを小さなころから見ていたが、子供を産んでからなくなったと喜んでいた。

そんな彼女なので、彼女の思いが強く海に伝わって夢の中で会えたのだと思う。

最近、ますます見えない力を信じるようになっている。