やっと納豆の糸が引いた!!手作り納豆は難しい

1週間に1回は納豆を作っている。

納豆を作るのには、大豆と納豆菌さえあればできる。

アメリカで売っている納豆は日本から冷凍で送られてくるものだ。

もともと納豆はあまり好きではないが、冷凍を溶かした納豆はもっと匂いがキツくて嫌だ。

 

5年半前に大都会からこの田舎町に引越しをしてきて、食生活がかなり豊かになった。

都会に住んでいた時には美味しいものを食べたい時は外食をすればよかったが、お金がかかった。

今は食べたいものは自分で作るしかない。

日本の野菜を作っていて、味噌も納豆も手作りしているお母さんのような存在のKさんとの出会いで、都会に住んでいた時よりも食生活が充実している。

Kさんから納豆菌をいただき、作り方も教えてもらった。

オーガニックの大豆もいつも沢山用意していおいてくれる。

今はなかなか会えないのだが、先日オーガニックの大豆と冬用の暖かい靴下を送ってくれた。

本当にお母さんのようだ。

 

「これは納豆じゃなくて、納豆の香りがする蒸し大豆だよ」

夫の空からいつもこんなことを言われている。

毎回、毎回工夫をしているのだが、なかなか糸を引いてくれない。

しかし今回の納豆は、ちゃんと糸を引いている。

何をしたかというと、発酵時間を延ばしただけだ。

いつもは2重の発泡スチロールの箱の中に湯たんぽと一緒に24時間入れて、そして冷蔵庫で一晩寝かせていた。

湯たんぽの温度を変えたり、手順を変えたり毎回いろいろ変えながらやっていたのだが、今回は思い切って36時間発泡スチロールの中に入れておいた。

それでも箱から出した時は冷めておらず温かかった。

常温で2〜3時間おいて、それから冷蔵庫の中で一晩寝かしてみた。

「糸が引いてる!!」

今までは発酵時間が足りないだけだったのだ。

 

納豆はあまり好きではないが、自分で作ったものは美味しい。

発酵食の納豆に新鮮という表現が当たっているかわからないが、とっても新鮮だ。

失敗をするとアンモニア臭がすることもある。

でも冷蔵庫で数日寝かせると、その匂いも消える。

ネギをたっぷりと入れた手作り納豆は最高だ!!