「感謝をすること」はとても大切なこととわかっているのに、すべてのことが「当たり前」になってしまい、いつの間にか忘れてしまうことが多い。
「感謝の気持ち」を忘れないように、毎日口に出すようにしている。
車やお鍋、携帯電話やコンピューターに名前をつけて、使う前には「ありがとう」を言うようにしている。
車のエンジンをかける前、
「○○ちゃんおはよう。動いてくれてありがどう。今日も1日よろしくお願いします!!」
2002年車で18万マイル以上(約29万キロ)乗っている。
まだまだ頑張って走ってくれている。
お料理をする前に、まな板に包丁を乗せて
「今日もお料理ができて感謝します。美味しいお料理を作ります」
と宣言をするようにしている。
こんなことを始めてから、今までで一番お料理を作ることが楽しい。
先日夫の空との会話で、今の生活の中で何が一番大切か?幸せか?を考えることとなった。
コロナのパンデミックで日本に帰ることもできないし、旅行にも行けない。
外食もしないし、大好きなヨガスタジオ通いも止めている。
よ〜く考えてみたら、毎日当たり前にやっている料理が海にとってはとても大切で幸せなことだと気がついた。
毎日料理をしない自分を想像してみた。
その時に初めて「嫌だ」と思った。
料理を作るのが嫌だなと思ったことは今までに何度もあったが、料理が出来ないのが嫌だと思ったのは初めてかもしれない。
これは料理を作れることに感謝をし出してから出てきた感情かもしれない。
料理を作るということが、幸せになっている。
日本に帰れていた頃、2回ほど空港で夜を過ごさなければいけないことがあった。
そしてその後から、寝るときに必ず「ベッドで寝られて感謝です。ありがとうございます」と言うようになった。
普段ベッドで寝ることは当たり前だが、当たり前ではない経験をすると、ベッドで寝られることがどんなに幸せなことかと実感する。
幸せな生活を送りたかったら、何にでも感謝、いっぱい感謝をすれば良いのだ!!
と気がついた今日この頃だ。