先週から夏時間になって、一気に鳥たちも元気に鳴き出すようになった。
今までどこで何をしていたのだろう???
「春だ〜!!」
仕事に行くために6時半に家を出るときはまだ暗い。
夏時間になる前の時間では5時半なのだから、しょうがない。
でも鳥たちは朝から元気だ。
「行ってらっしゃい!!」
鳥たちに送り出されているような気がして、毎朝自然に「おはよう」「ありがとう」という言葉が出る。
職場の農場まで車で15分弱。
だんだんと日が昇ってくる。
農場の鳥たちも元気いっぱいだ。
日本にいるときは春が一番苦手な季節だった。
なんとなく憂鬱な感じがしていた。
2008年にアメリカに移住をしてきて、7年半住んでいたところは大都会でも冬はとても寒くて長かった。
大雪もシーズンに2、3度降り、雪かきが大変だった。
そんなところに住んでから、春を見つけるのが好きになった。
花の蕾、木の新芽、日差し・・・
「やっと寒い冬から解放される」
そんな思いからか?春がとても好きになった。
でも春を感じられる日はとても少ない。
日本と違って、春はとても短く感じる。
冬が明けるとちょっと春、そしてすぐに夏になってしまう。
特にアメリカ人は、気温20度を越えるとみんな夏の装いになる。
いや、15度を超えるとかもしれない。
そんなとっても短い春が、今は一番好きな季節になったかもしれない。