なんだか変な情報が入ってきた。
何が起こっても大丈夫なように、10〜12日ほどの食料と水、そして停電に備えるように・・・
今のアメリカは、というか、世界中で何が起こってもおかしくない状態になっているような 気がする。
この新型コロナパンデミックも然り。
「旦那さんは水や食料を買い置きしておくように言っていた?」
旦那さんが元軍人さんの、畑で一緒に働いている同僚に聞いてみた。
「えっ!言っているんですけど、何かあるんですか?」
今、世の中で起こっていることを簡単に説明した。
のんびりとしているこの田舎町では無縁の情報かもしれないが、「備えあれば憂いなし」である。
準備するもの
食料は十分にある。
玄米は先月買ったばかりなので、しばらくは大丈夫。
麺類もたくさんある。
緑の野菜は買いだめ出来ないので諦める。
玉ねぎやジャガイモなどを買っておくか???
問題なのは停電になること。
今住んでいるアパートのキッチンは電気コンロだ。停電になったら料理ができない。
5年前まで住んでいたところは、嵐がくるとすぐに停電になったのでポータブルのテーブルコンロを2つ使って料理していた。
今回も念の為、テーブルコンロ用のガスを買いだめしておく。
あとは、ローソクとライター。
そんなところで良いかな?
ハリケーン・サンディで学んだこと
2013年に大きなハリケーンに見舞われた。
その時は4日間停電になった。
1ヶ月以上停電していた地域も多かったので、4日間だけというのはとってもラッキーだった。
5日目に友人の家に避難をしようと思って準備をしていたら、電気がパッとついて安心したのを思い出す。
携帯電話を充電するのにスターバックスやダンキンドーナッツに行ったり、ガソリンを入れる為に深夜2時にガソリンスタンドに並んだり・・・
緊急事態の時はアメリカ人はとても助け合いの精神が強くなる。
数に限りがあるカフェのコンセント、みんな充電するために順番を待っていた時、10個ほど差込口がある電源タップを持ってきて
「これを使えば、みんなで充電できるよ!」
「あそのこのガソリンスタンドに今夜ガソリンが入る予定だよ」
たまにはガセネタもあるが、情報はシェアしてくれる。一致団結感がある。
携帯電話に頼りきっている生活をしているので、携帯電話の充電が切れたら、職場からの連絡も友人からの連絡も途切れてしまう。
結構ドキドキだった。
携帯電話は命綱のような感じがして、充電が切れたら・・・とちょっと恐怖感があった。
その時のことを思い出し、こんなものを調べてみた。
キャンプ用の簡易発電機。
大きな発電機はガソリンを燃料に使うのでアパート向きではない。
これだったら、使えるかも?
「こんなの見つけたけどどう思う?」
夫の空に聞いてみた。
「おっ良いんじゃない?」
ソーラーパネルを買えば、発電機自体も充電可能だ。
起こるかわからない停電の為に大きな出費になるが、これを機にキャンプを提案。
「これを買って今回使わなかったら、キャンプに行こうよ」
何が起こるかわからない物騒な世の中だが、心は明るく、どんな時でも楽しむ!!