元旦の日の夕方、ヨガスタジオに向かった。
今日はヨガレッスンを受けるのではなく、サウンド・バスという音浴のクラスを受けるために雨の中出かけた。
前に2回ほど受けたが、このところヨガクラスばかりでサウンド・バスのクラスはご無沙汰している。
サウンド・バスはストレスや不安、痛みも軽減すると言われ、音楽心理療法の一つと見直されつつあるという。
7つのクリスタルボウルや鐘、ウィンドチャイム、オーシャンドラムの音と振動を浴びると、心拍数が下がり副交感神経が優位になりリラックスできる。
集まっていたのは海を入れて7人ほど。
セラピストのコートニーはとても明るくよく笑う人だ。
コートニーの家で育てているというラベンダーとローズマリーを最初に頂いて、香りでまずリラックスする。
コートニーが7つのクリスタルボウルの説明、サウンド・バスにはどんな効能があるか?そしてちょっとスピリチュアルな宇宙との共鳴の話で始まる。
海の英語力では半分くらいしか理解できていないが、コートニーが言っていることはハートで理解できている。
そしてクリスタルボウルの音に合わせて、呼吸と共に声をだす。
身体中の細胞が動き出すような感じがする。
クリスタルボウルの音は不思議で、音だけではなく波動?振動?をすごく感じる。
その音が日常から引き離してくれる。
声を出すのが終わったら、横になってただ音を浴びる。
深い瞑想状態に入れる。
一瞬、寝に落ちたのかと思うくらい、深いところまで落ちていく。
サウンドに合わせて、コートニーが唄いだした。
すると突然、頭の中にとてもクリアな映像が見えた。
「えっ?これなんだろう???」と思った瞬間に消えてしまった。
今まで見たことがないくらい、鮮明で綺麗な映像だった。
ほんの一瞬だったので、何だったのか?まったく分からなかった。
そのことを夫の空に話すと、
「無意識から意識にいっちゃったから消えちゃったんだよ。何だろう?と思った瞬間、意識が働いちゃうからね」
瞑想を始めたきっかけは、自分の潜在意識を感じたいからだ。
毎朝瞑想をしても、雑念ばかりでまったく潜在意識を感じたことはない。
でももしかしたら、あの鮮明な映像は海の潜在意識の一部かもしれないと思うと、ちょっとワクワクする。
一人で深い瞑想をするのは至難の技だが、クリスタルボウルの振動や波動を使うと、深いところにたどり着けるのかもしれない。
1月1日からとても神秘的な体験をした。
月に1度のサウンド・バスのクラスは、これから毎回参加しようと思う。
「潜在意識を感じたい!!」
という執着は持たずに、心の底からリラックするすれば、きっとまた何か見えるかもしれない!!